周りの雰囲気に流されていませんか?
山ちゃんの周りに株の取引をしている知り合いがちらほらいます。
株価が下がっている状況を捉え、
『売り』に走る人、その逆の人
それぞれです。
山ちゃんは株は買っていないのでわかりませんが、1000円で買った株が500円になった話を聞くと『怖いなぁ』程度には感じます。
一生懸命稼いだお金がなくなる(目減りする)のはやっぱり嫌ですもんね。
山ちゃんは住宅営業なので、住宅のことに話を置き換えて考えてみました。
そうすると、住宅にも同じようなことが言えるのに気づきました。
それは何かといいますと、
『金利』
です。
先だって日本の国債格付けが引き下げられたので、『金利』が上がるのかなぁ…と思っていましたら金利は5月に比べ6月は下がっています。
これは、格付けは下がりましたが、それでも比較的安全とされる『円』に投資マネ-が集まり日本国債が買われたからのようです。
(またもや円高がすごいことになりつつありますからね・・・)
国債が買われると長期金利が下がります。長期金利が下がると償還期間の長い住宅ロ-ンの金利にも影響し、つられて下がります。
なので、現在固定金利などの住宅ロ-ンの金利が安いのです!!
セキスイハイムのフラット35Sの6月度、35年償還(当初5年金利)は1.31%、20年償還(当初5年金利)は1.01%です。
なぜ金利が影響するかというと次の通りです。
まず、家賃並みの返済+多少のボ-ナス返済で家を建てようと考えている方がいたとします。
家賃並み月々8万円×12回+ボ-ナスはリスクを考えて少な目の1回当たり12万円×年2回=年間返済額120万円(金利負担込み)
現状の1.31%ですと、3366万円の借り入れが可能です。
普通最近の固定金利は4~5.5%が普通ですので、
仮に4%で計算すると、2257万円の借り入れが可能。
その差1109万円、年間の返済予定金額の約10倍!!!
仮に、仮に0.5%だけ金利が上がってしまったら・・・(1.81%)
3108万円の借り入れが可能。
ですので、今月の最安金利から0.5%上がるだけで、一生懸命貯めた貯金が258万円消えてしまいます。
年間返済予定額の2倍強に相当します。怖いですねぇ~((((゜д゜;))))
これが消費税のUPとダブルできたら、皆さんが少しでも借り入れを少なくするために、少しでもよい家を・・・と思って貯めていた自己資金が、苦労のかいもなく知らないうちに消えてしまうことにもなりかねません。
不景気でありことには変わりなく、先が読めないこの時代ですが、周りの雰囲気に流され動揺してしまうと、大きな後悔をするかも知れません。
冷静に考え、周りに流されず、ご自分の判断で建築時期を見定めてください。
個別のご相談もお待ちしております。
山ちゃん
yamada164@sekisui.jp
070-6588-2712